ちょうどいい土地にお家を建てる(55坪の場合)
- 2023.04.11
「家を建てるなら平屋にしたいなー」とお考えの方にオススメさせていただくことが多いのが、55坪という広さです。
この広さがあれば、土地の形や日照条件がよほど悪くない限りは、平屋を建てることができるからです。
駐車スペースが4台必要だとしても…です。
こんにちは!
シンプルノート敦賀スタジオの篠原です。
今回も、これまで同様に「家の周囲には約10坪の余白が必要」と「車1台につき約4.5坪必要」という2つの前提条件をベースに考えていきたいと思います。
平屋にしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしていただければと思います~。
車を4台置きたい場合
この場合、駐車スペースには4.5坪×4台=18坪が必要となり、これに加えて家の周囲の余白が約10坪必要となるので、合わせて28坪が家以外に必要だということになります。
そして55坪から28坪を差し引いた残り27坪を家に使うことができます。
帖数に換算すると54帖です。
では、これまで同様に、
玄関ポーチに1帖、玄関に1帖、
玄関ホールに1帖、LDKに16帖、
トイレ、洗面にそれぞれ1帖ずつ、
脱衣、風呂にそれぞれ2帖ずつ必要だと仮定して、
残りの29帖をどうつくるのかを考えていってみましょう。
(平屋一択で考えていくので今回階段は省きますね)
まず、寝室に6帖とり寝室用のクローゼットに3帖とるとしたら、残りは20帖になりますね。
続いて、子供部屋を4.5帖ずつ2室とり、かつクローゼットを合わせて1.5帖つくるとしたら、残りは9.5帖ということになります。
そして、中庭を4.5帖とったとしたら、残りの5帖は収納スペースとして使うことができます。
土間収納2帖とパントリー3帖、あるいは土間収納1帖とパントリー4帖といった感じです。
車を4台とめるとしたら、こんな感じの平屋をつくることができますね~。
車は3台でよい場合
車の台数が1台減れば、家に使える面積が9帖分増えます。
そうすると、畳コーナーをつくる、リビングダイニングキッチンをもっと広げる、中庭を広げる、収納を広げるといった選択肢が生まれます。
とはいえ、家が大きくなればその分コストも高くなるので、予算との兼ね合いも考えた上で、どうするかを考えるべきではあります。
建てられるかどうかと建てるべきかどうかは、全く別の問題です。
これもあくまで理論上の話なので、土地によってできる場合もあれば、できない場合もあるので、あくまで一つの目安としてお聞きください。
逆に言うと、土地を探し始める前に自分がどんな家にしたいのかがある程度明確になっていれば、ずいぶん探しやすくなるし、決める時も決断しやすくなると思うので、ぜひご夫婦で話し合ってみていただければと思います。
もちろん自分自身の予算を知った上で、です。
予算を把握していかないと、とんでもなく予算オーバーしてしまう可能性が高くなってしまいますから。
では、次回は、60坪の土地についてお伝えしていきたいと思います。
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シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳