ランニングコストが安くなる家
- 2021.01.26
家づくり予算を考える時、最初にかかるコスト(イニシャルコスト)である土地費用や建築費用、庭の費用などに目が行きがちですが、今後かかり続けるコスト(ランニングコスト)を考えることが大切です。
維持していくために様々な費用が掛かるし、そのコストがけっこう馬鹿にならないからです。
こんにちは!シンプルノート敦賀スタジオ広報担当山本です。
ランニングコストには、継続的にかかり続けるコストが2つと、スポット的にかかるコストが2つあります。
継続的にかかり続けるコスト
継続的にかかり続ける費用には、「固定資産税」と「光熱費」の2つがあります。
この2つのコストは、死ぬまで払い続けなければいけない費用です。
そのため、この2つの費用も、家同様に最小限に抑えられないかを考えなければいけません。
【 固定資産税 】
購入する土地面積を少しでも小さくする。
建てる家の面積を少しでも小さくする。
住む地域を見直す。
【 光熱費 】
断熱性能を高める。
家を出来るだけ小さくする
色々な手段が考えられますよね。
廊下をなくしたり、部屋の広さを見直したり、あまり使わない部屋をなくすことで、無駄な面積をカットすることができます。
カットして、冷暖房効率を高めていきましょう。
電気代はこれから上がっていくと予想されるため、冷暖房機器だけでなく、給湯器や冷蔵庫、テレビなどの電気代を抑えていく工夫も必要です。
【 対応策 】
10年前後使っている古い家電製品を、新しいモノに買い替える。
太陽光発電で、日中の電気を買わなくていいようにする。
スポット的にかかる費用
家を美しく保ち、長持ちさせるためには、定期的にメンテナンスが必要です。
外部塗装をする場合、足場も含めると150万円〜200万円ぐらいかかります。
また、30年後には、キッチンや風呂といった設備品が寿命をむかえるため、リフォームも必要になってきます。
もしこのタイミングで増築まですると、さらに余分なコストがかかるため、そうならないように最初から間取りを考えておくことも大切です。
スポット費用を
最小限に抑えられる住まい
「平屋」はスポット的に掛かるこの2つのコストを、最小限に抑えることができる住まいです。
メンテコストに関しては、平屋にすれば、足場なしでも塗装工事が出来るかもしれないからですね。
これだけでも、20万円〜30万円のコストカットです。
また、弊社の家のように、家の正面から窓や余分な部材を排除すれば、そもそも家が汚れにくくなるため、メンテナンス周期を長くすることも可能です。
また、子どもたちが居なくなった後、子供部屋を収納や洗濯干場として使えるため、わざわざ増築する必要もなくなりますしね。
とはいえ、多くの方が「平屋は建築費用が高い」「平屋は土地が広く必要だから土地代も高くなる」と思い込まれていて、現実的な選択肢とならない方が多いです。
ランニングコストは落とせても、イニシャルコストが高くつくのでは、そもそも意味がないのでは?!と思われているようです。
それでは、次回その点を含めてお話しできれば・・と考えています^^
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少しでもシンプルノートに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください^^
シンプルノート 敦賀スタジオ広報担当山本