子育て世代も平屋の方がいい理由
- 2021.01.25
家を建てられる方の多くが子育て世代です。
弊社にいらっしゃるお客様も、未就学児をお持ちの親御さんが多いんですよね^^
そうすると、設計する上で、1つの課題となるのが
“いかに最初から子供部屋を有効活用できるか?”
なんです。
そして同時に、子どもたちも、やがて家を出て行くので
“出て行った後、その部屋をいかに有効活用できるか?”
ということも考えておくことも大切なことです。
こんにちは!シンプルノート 敦賀スタジオ広報担当山本です。
家づくりでごく当たり前になっていることの1つに
“子供部屋は2階につくるものである”
という考え方があります。
しかし、実際は、子どもたちは2階にある自分の部屋をうまく使うことができません。
いつも使うものを、わざわざ2階まで持ち運びするのは面倒で、親から離れた場所で過ごしたがらないからです。
結果、自分の部屋に片付けて欲しい物が、全てリビングやダイニングに置かれてしまいます。
いつも綺麗でスッキリと保ちたい空間が、子どもの物でごった返すことになってしまう・・・
いつも散らかっていてなかなか片付かない・・・
片付けても、片付けても、キリがない・・・
ということになってしまいます。
これが、悲しい現実です。
その点、最初から平屋を建てるつもりでいると、子ども部屋は必然的に1階になるので、自分の部屋に自分の物を片付けてもらいやすくなります。
また、子どもたちが大きくなり、やがて家を出て行った後も、子ども部屋が2階にあるよりも1階にある方が、なにかと使いやすいような気がしませんか?
部屋として使うにしても、収納として使うにしても、室内用の洗濯干場として使うにしても・・・
自分たちが歳をとり、足腰が弱ってしまったとしたら、2階にある部屋や収納は、全く使わなくなる(使えなくなる)でしょうし。
さらに、子ども部屋を1階につくると、親御さんが泊まりに来た時に必要だからという理由で、よくつくられている和室も、つくる必要がなくなると思いませんか?
親御さんが泊まっていくとしたら、お子さんがまだ小さいうちでしょうし、そんな時期は、お子さんは自分の部屋で寝ていないため、その部屋で寝てもらえばいいからです。
となると、家づくりにかける余分なコストを自然とカットすることができますよね。
同時に、家が小さくなった分、掃除する場所も減り、掃除の手間を減らすこともできますね。
平屋は、建てたすぐはもちろん、ずいぶん先の将来までずっと使いやすい家であることをお分かりいただけたのではないでしょうか?
もし敷地にゆとりがあるのであれば、このような観点からも、2階建てありきで家を考えるのではなく、まず平屋が建てられないか?と考えていただければと思います^^
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シンプルノート 敦賀スタジオ広報担当山本