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安い家には理由がある?

“坪単価”は、住宅会社を判断する指標の1つとしてすっかり定着していますが、たとえ同じ会社でも、建てる家によって“坪単価”は全然違ってきます・・・

例えば、建てたい家が平屋か2階建てかによっても大きく違ってくるし、同じ平屋や2階建てでも、家の形状によって大きく違ってきます。
また、使う材料によっても大きく違います。

これらは全て、どのような暮らしをしたいのか?
その敷地環境がどのような状態なのか?
によって決まるものなので、先に坪単価で価格を判断されると、その敷地に合わせた本当に住みやすい家を提案することができなくなってしまうのです。

こんにちは!シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 山本です。

かけるべきコスト

家づくりでは、かけるべきコストというものがあります。
耐震や断熱といった見えなくなるところですね。

少しでも建築コストを落とそうと断熱工事にかけるコストを削ってしまうと、逆にランニングコストとなる光熱費が高くなり、長い目で見ると損をしてしまいます。

最初の建築費用で50万円ケチったことで、毎年10万円ずつ余分な光熱費を払わなければいけなくなるとしたら・・・?


その家に40年住むと仮定したら、10万円×40年―50万円=350万円も損することになってしまうんですね。

また、将来リフォームをする際に、莫大な費用を掛けないといけないことになってしまうのも、見えない部分をないがしろにしてしまった時に想定されることなんです。
1000万円を超えることも不思議ではなく、耐震補強&断熱補強を行なうとなれば、全てやり直す大掛かりな工事となります。

ですから、見えなくなる所というのは、最初の建築時にしっかりとお金を掛けておく必要があります。

暮らしを豊かにするために
必要なコスト

家づくりでは、住みやすい家にするためにも、かけなければいけないコストというのが存在します。

例えば、南からの日当たりが悪そうな場合、1階のリビングの南に大きな窓をつくっても、太陽の光線が入ってくることはまずないので、吹抜けをつくったり、リビングの位置を変えたりと、柔軟な思考を持ってプランを考えなければいけません。

そうすると延床面積には含まれないような余分な面積を施工することになり、必然的に余分なコストがかかります。

しかしながら、そのコストを削ってしまったら、薄暗く、風通しも悪く、寒い、ジメジメしたお家になってしまいますね。
その場合、将来リフォームをすることになり、数百万円のコストがかかる・・・ということは、避けたいものです。

たとえ日当たりが良くても、外から丸見えの家は落ち着いて家の中で過ごしづらくなってしまいます。
このような場合、太陽の光をリビングに入れつつも、くつろいで過ごしやすくするために、プランに工夫を加える必要があります。

この工夫にもコストがかかりますが、カーテンやシャッターなどの余分なコストがかからず、この一工夫を加えたことによって、明るさとプライバシー、風通しや防犯性、それからデザイン性までもアップすることになります。

坪単価の安い家ということだけを重視してお家づくりをすすめてしまうと、住みやすさに劣っていしまう家になる可能性が高いです。

建てる時のことだけじゃなく、建てた後のことまで考えた上で家を建てること。
イニシャルコストとランニングコストのバランスを考えること。
そして、イニシャルコストを考える時、坪単価で考えるのではなく、予算内でできる家を考えるようにすること。

これが家づくりでは、非常に大切なことであるということを覚えていただければ・・と思います^^

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少しでもシンプルノートに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください^^

シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本