ブログBlog

家と庭の予算を合わせて考える

家づくりで予算の狂いを最も生じさせるのが『庭』の工事。
思っている以上にコストがかかるのが『庭』の工事。

こんにちは!シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本です。

『土地の坪数×1万円』では
庭の工事予算が全く足りません

例えば車2台分だけコンクリートをうち、残りの敷地全体に砂利を敷く場合、ポストや表札、残土処分費用などを合わせていくと・・・
最低でも『土地の坪数×1万円』は予算計上しておく必要があります。
しかし、多くの場合『土地の坪数×1万円』では庭の工事予算が全く足りないのです。
なぜ?
庭に予算をかけないといけない家がほとんどだからです。
それには3つの理由が存在します。

理由1
プライバシーと防犯の確保を
しないといけないから

ほとんどの家が外から家の中が丸見えの家ばかりです。
快適に暮らすために、目隠しや植栽で家の中のプライバシーを確保する必要があります。
周囲に向かって窓が多くなればなるほど、窓が大きければ大きいほど、防犯に対する不安も大きくなるものです。

そのため、防犯性を高くするための工夫も庭に施す必要が出てきます。
その結果、より多くのお金を掛けて余分な外構工事を施さなくてはいけなくなってしまいます・・・

理由2
庭が家を引き立たせる要素に
なっているから

家のデザインがイマイチな場合、庭でその不足を補わないといけなくなります。
玄関に向かってアプローチを作ったり・・
わざわざ門柱を作ったり・・
境界壁に超高額なウッドフェンスをしたり・・
過度に植栽をしたり・・
その結果、外構工事の費用がどんどんかさんでいくことになります。

理由3
家の使い勝手が悪いから

家の1階に充分な収納がなければ、外にわざわざ物置を買って置かなくてはいけなくなります。

費用を考える際には、家だけじゃなく庭の予算もしっかり確保しておく必要があるんですね。
そうしないと、100万円ぐらいは、簡単に足が出てしまうことになりますからね・・・

庭の工事予算を
最小限に抑える秘訣

無駄に広い土地を買わないこと、土地に無駄な余白を残さないことも大切ですが、それに加えて、家の設計を工夫することも大切です。

◆家の防犯性が高くなれば、境界の壁に掛けるコストは下がります。
◆家のプライバシー性が高くなれば、余分なコストを掛けてまで目隠しや植栽をする必要がなくなります。
◆家のデザイン性が高くなれば、庭に過度な装飾を加える必要が一切なくなります。

そして、洗濯干場やウッドデッキなども庭の費用としてではなく家の費用として考えるようにすれば、庭の費用をさらにカットすることができます。

こういった工夫をしない限り、庭の予算は『土地の坪数×1万円』におさまりません。
むしろ『土地の坪数×2万円〜3万円』ほど予算計上しておかないと、全く予算が足りなくなってしまいます。

家の予算を考える時は家だけで考えるのではなく、庭も一緒に考えるようにしていきましょう^^
-------------------

シンプルノートに少しでも興味がある方は、お気軽にお問い合わせください^^

シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本