平屋に広い土地なんて必要ない!
- 2021.09.11
家が建っていない土地を見ると、自分が持っていたイメージよりも遥かに狭く小さく感じたことってありませんか?
そして、そう感じたことで、自分たちは2階建てしか建てることが出来ないのでは?と思い込んでしまったり、平屋を建てたい方はもっと広い土地を探そう!と考えはじめたりしていませんか?
ところが、実際に土地に合わせて設計してみると、狭い狭いと思い込んでいた土地にもあなたがイメージしているよりも遥かに大きな家を建てることが出来るんです!
こんにちは!シンプルノート敦賀スタジオの篠原彩也佳です。
例えば、平屋を建てようと思った時、多くの方は最低でも80坪は必要で、出来れば100坪は欲しいかな?と考えた時に、あなたが思っているのと同じような事を土地のプロである不動産屋さんから言われ、さらに建築のプロである住宅会社の方からも言われたとしたら、確実にそのように思い込んでしまいますよね~。
実際には、50坪という広さがあれば平屋を建てることが出来るし、土地の条件や建てる家によったら、40坪代の土地でも充分平屋を建てることが出来ます!
50坪の土地で平屋を建てる
もし、あなたが住みたいと思うエリアに50坪の土地があったとします。そして、その地域では1階だけで土地の広さの60%までつくっていいと、建築基準法で決まっているとします。
となると、その土地には、最大で30坪という広さの平屋を建てることが出来ます。
これを前提として、それ以外に、車をとめるスペースがどれだけ必要になるのか?ということとか、その土地が持つ条件を考慮しながら間取りを考えていきます。
仮に、あなたが駐車スペースが2台でいいとしたら、2台分の駐車場だけ確保して残りの全てを家に使えばいいだけの話だし、あなたが必要な車の台数が3台だとしたら、3台分の駐車場だけ確保して残りの全てを家に使えばいいだけの話というわけです!
もちろん、30坪という面積を超えない範囲で。
とはいえ、仮に1階だけで30坪とれるとしても、平屋よりも2階建てにした方が採光とプライバシーの両方が確保しやすいとしたら、無理に平屋にするというのもまた間違った考え方なので、一概に平屋がいいというわけでもないんですけどね。
土地を決める前に住宅会社に相談しよう
多くの方が、更地の土地を見た時、どうしても狭く感じてしまうことから、当たり前のように2階建てで家を考えてしまったり、もっと広い土地を探そうとしてしまいますが、現実は、全くそんなことを考える必要はありません。
土地に余白をたくさんつくってしまったら、庭の工事費用も余分に掛かるし、後々、その維持管理に四苦八苦してしまうんです。
また、無駄に広い土地を買ってしまうと、工事費用や維持管理手間だけじゃなく、生涯払い続ける固定資産税も余分に支払わなければいけなくなりますしね…
ですから、土地を決める時は、自分たちだけで決めるのではなく、また不動産屋さんに相談するのでもなく、住宅会社に見てもらって、そこで建てられる家を知った上で土地を決めるようにしていただければと思います。
もちろん、住宅会社ならどこに相談してもいいってわけではないです。
平屋についてポジティブな考え方と充分な知識を持っているかどうかを確認してからご相談するようにしてくださいね。
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シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳