当たり前の固定費の視点を変える
- 2022.10.04
現在1人1台車を所有するのが当たり前ですが、車を持ち続けていくためにはどれくらい維持費がかかるのか??を計算したことがありますか?
こんにちは!
シンプルノート敦賀スタジオの篠原です。
仮に「車1台あたりの平均金額が300万円で、7年ごとに車を買い替える」と仮定して計算してみます!
この場合、毎月の車両分割代金は、約35,700円となります。
(無金利で計算しているのでローンで買う人はさらに金利が加わります)
さらに車を維持するために、この他、ガソリン代、保険代、車検代、タイヤやバッテリー交換といったメンテ代、自動車税、などがかかるのですが、
ガソリン代:毎月10,000円
保険代:年間50,000円
車検代:2年ごとに100,000円
自動車税:年間34,500円
メンテ積立代:毎月3,000円(仮)
として試算してみると、車両代とは別に毎月約24,200円がかかることになります。
つまり、車を1台所有するには、ざっと毎月約60,000円かかるというわけです。
車は、1家に1台という選択肢
住みたい地域が交通の便が悪い場所だとしたら、1人1台車を所有せざるを得ませんが、勤務先まで公共機関か自転車で通えそうな場所に暮らそうとお考えなのであれば、1家に1台車を持つという選択肢もあってもいいのではないでしょうか?
利便性が高い場所で暮らすとなると土地価格も割高になって、結果的に家づくりの負担も高くなってしまうからです。
例えば、土地の価格が坪25万円の地域だとしたら、車の台数を1台減らすことができれば、土地の面積を約5坪減らせて、それだけで125万円土地の負担が減ります。
かつ、その資金をローンでまかなう予定だとしたら、さらにそれにかかる利息を25万円ほど圧縮することができます。
また、土地の面積が小さくなれば、それほど大きな額ではないかもしれませんが、その分、土地の維持費として掛かり続ける固定資産税も安くなります。
そして、なにより車を1台にしたことによって浮いたお金を、老後や教育のための貯蓄に回すことができますよね。
毎月の固定費を減らす一つの選択肢
今後は1つの会社でずっと勤められる可能性も低くなるし、1つの仕事をずっと続けられる可能性も低くなります。
つまり、昇給も当たり前じゃなくなれば、手厚い退職金も当たり前じゃなくなるというわけです。
また、会社や職種が変われば給料はリセットされるし、むしろ今よりも下がる可能性すらあります。
かつ、そんな中でも高齢化社会の影響を受けて社会保険料や税金が上がり続けていくために手取りが減って、さらに厳しくなるかもしれません。
その上、コロナ対策で財政出動したお金を回収するために確実に増税がやってくるでしょう。。。
なので、これらを織り込んだ上で、これからの暮らしを設計していかないといけません。
そして、そのためにできるだけ固定費を減らすことが必要不可欠だと思います。
仮に、車を1家に1台にし、固定費を毎月6万円削ることができたとしたら?
さらに土地や家の予算を圧縮して600万円削ることができ、ローン返済を毎月2万円削ることができたとしたら?
きっと家計の負担は大きく減り、心にゆとりを持ちながら仕事をし、不安を緩和しながら日々暮らしていくことができるのではないでしょうか?
そして、子供たちや自分たちの老後のために貯蓄していくことができるのではないでしょうか?
これはあくまで1つの考え方だし、この考え方を強要するつもりもありません。
これもまた一つの選択肢でもあるので、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
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シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳