物干し導線を考えると平屋がおススメの理由
- 2022.02.12
洗濯にかかる時間、手間、煩わしさを減らすためには、
「干す → 取り込む → 片付ける」
という一連の動作に伴う移動距離を出来るだけ減らす必要があります。
でも、2階建ての家を建てると、その距離は減るどころか逆に長くなってしまいますよね。
それは、「1階の北の脱衣室から2階の南にあるベランダまで」という、最も長い距離を移動することになるからです。
こんにちは!
シンプルノート敦賀スタジオの篠原です。
洗濯物の分量が増えると、おのずとその回数も増えるので煩わしさが増えて、なにより上下階の往復はこれから将来に大きな体の負担になってしまいます。
だからこそ、洗濯にかかる時間、手間、煩わしさを減らすための工夫が必要ですよね~。
ワンフロアで全てを完結させる
「干す → 取り込む → 片付ける」の一連の動作を減らすために、この作業全てをワンフロアで済ますことが一番の単純でシンプルな解決策になります。
つまり「『平屋』がベストだ!」ということですね。
けれど、干している洗濯物が周囲から丸見えになるとか、干す時や取り込む時にいちいち回り込まなくてはいけないのでは、決して良いとは言えません。
洗濯物が周囲から丸見えになれば、せっかくキレイにつくったお家に生活感が漂うことになるし、景観を乱してしまう一番の要因となるからです。
また、丸見えの場所に干すということは人目につく場所に干すということなので、干した状態の見た目とかも気を使いながらこの作業をせざるを得なくなってしまうし、オープンな場所で干すがゆえに、洗濯物が飛ばされてしまう可能性も高くなるからです。
なにより洗濯物を見れば、家族構成や職業などが分かってしまうので、防犯的にも良いとは言えませんよね!
回り込むことによって移動距離が長くなってしまうのも、結局は時間と手間を食うことになるし、それが毎日となれば、なおのこと煩わしく感じてしまいます。
秘訣は洗濯干場をどこにつくるか?
洗濯作業の時間、手間、煩わしさを軽減する一番の秘訣は『平屋』にすることです。
その際に考えなければいけないことが、「干場をどこにどのようにつくるのか?」ということ。
丸見えにならず、干すのも取り込むのも短い動線で、片付ける場所となる収納までの距離も近くする、これが、ストレスフリーで洗濯をするためには欠かせない要素となります。
これが実現できれば、干すために移動する距離もわずか数歩、取り込むために移動する距離もわずか数歩、そして片付けるために移動する距離もわずか数歩、で洗濯をすることが出来るようになります!
さらに、人目につかない場所で干せれば、時間や見た目を気にする必要もないし、洗濯物が飛ばされる心配もありません。
なにより、生活感も出ないし、美しい景観を乱すこともないし、家族構成も分からないため、防犯的にも優れた住まいが出来上がります。
ということで、家づくりをする時には、こういった点にも配慮しながら、間取りを考えるようにしていただければと思います。
では、次回も平屋の魅力について違った視点からお伝えしていきたいと思います♪
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シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳