どんな家にしたいですか？
とお聞きした時、“冬寒くない家がいいな”と多くの方がおっしゃいます。

こんにちは！シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本です。

冬寒くない家にするには、もちろん断熱性も高くしなければいけません。
しかし、光熱費を少なく温度差が少ない快適な住まいにするには、間取り作成で工夫をすることをおすすめしています。

その工夫とは家を平屋にすることです。 
ただ平屋にしただけでは家全体が暖まりやすいわけではなく、温度差が少ない家にするためには家の面積をできるだけ小さくすることです。
面積が小さくなれば、必然的に家の体積も小さくなり冷暖房効率が高くなりますから。

そして、コンパクトな家を実現する上で、欠かせない要素が廊下を出来るだけ作らないことです。

廊下を作れば
◆部屋と部屋の間に空気層ができる
◆部屋から空気が逃げるためドアを全て閉め切る
◆家の中に温度差が生まれやすくなる

そのため
廊下を作らず、余分な部屋を作らず、余分な広さの部屋を作らず
できるだけ家をコンパクトかつ平屋で建てることが、より少ない光熱費で温度差がない快適な住まいをつくるために最も有効な手段なんですね。

見栄や固定概念に縛られない！

しかし、コンパクトな平屋を建てることは、想像以上に難しいのもまた1つの事実です。
誰もが“家づくりはこうだ”という固定概念に、知らない間に縛られているからです。

また、人の心の中には大なり小なり見栄が存在します。

例えば
◆“子供部屋＝6帖”や“子供部屋＝2階”という当たり前
◆リビングの他に和室が必要という当たり前
◆家の大きさを坪数で判断してしまう当たり前
◆家の価格を坪単価で判断してしまう当たり前
◆平屋は贅沢なので金持ちの家だという当たり前・・・

こういった当たり前に加えて
友達の家より小さな家を建てることに対しての抵抗感も当たり前なのかもしれません。
◆小さい家しか建てられなかったと思われるんじゃないか？
◆なんとなく負けているような気分になってしまう
など・・

そして、家づくりで直面するなにより大きな壁が、平面図で間取りをみると部屋も収納も狭く感じるため不安な気持ちから家を広げてしまうことです。

このような壁があなたの前に立ちはだかり、頭で理屈は分かっていても、家をコンパクトにできないのではないでしょうか？

金銭的な面から考えても、家づくりにお金を掛け過ぎることは賢明なことでありません。

見栄や固定概念に縛られることなく、最大限に豊かな住まいと暮らしを最小限のコストとつくりで実現する工夫をしていきましょう＾＾

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シンプルノート 敦賀スタジオ 報担当山本