資金に余裕と備えをした家づくり
- 2022.04.19
「家賃を払うぐらいなら、早く家を建てて方がいい」と世間ではよく言われています。
家を持てば資産になる、過去最低基準の低金利が続いている、とその理屈はごもっともですね。
だからといって、みんながみんな若いうちから家を持つことがはたして正解なのでしょうか?
こんにちは!
シンプルノート敦賀スタジオの篠原です。
例えば、賃貸住宅は家賃のみ払っていればいいですが、自分の家を持つとローン返済だけをしていればいいわけではないですね。
土地や建物という固定資産を所有したことで税金を市町村に支払う必要があり、50〜60年住み続けていくために定期的に外壁塗装や修繕などが必要になることを推測して、その費用も計画的に積み立てていく必要があります。
単純に家賃と比較するのではなく、こういった費用も含めた上でどっちの選択をするのかを検討する必要があります。
家を持つという選択をするならば、この維持費用がずっと掛かり続けることを理解しておかないといけません。
また、お子さんが小さい時期に家を建てると学校を中心に考えて土地を買うようになり、土地代も高くなりやすく、最大人数を想定して間取りをつくってしまうので家の価格も高くなりやすくなります。
つまり必然的に家づくりの費用が割高になりやすいのでローン返済の負担が大きくなり、結果的に貯蓄ができなくなってしまう原因になりかねない、というわけですね。
なので、お子さん達はいつまでも学校に行くわけではなく、いつまでも家にいるわけでもないことを踏まえた上で、予算をできるだけ抑えられるように土地選びをし、間取りを考える必要があります。
結果、固定費が削減できて、家計に余裕が生まれ、老後や教育のための貯蓄をすることができるようになります!
とにかく貯蓄を優先すること!
一番よくないのが、貯蓄が全くできないような予算で家を建ててしまうことです。
こんな状況になってしまうんだったら、100%家なんて建てない方がよいですね~
貯蓄する余裕がない懐状態で家を建ててしまったら、倒産や解雇、減給といった不測の事態が起こった時にすぐに家を手放すことになりかねないからです。
そして、これから先は税や社会保障費の負担増によって、可処分所得が下がっていくからです。
なので、充分な貯蓄がない若いうちから家を持つとするなら、家を持ちながら貯蓄していけるように余裕を持たせながら家づくりをしてくださいね!
例えば、利便性が良い土地を買うなら、車を1人1台持つのではなく、1家に1台にするという選択肢があります。
これだけで毎月の負担が5万円程度減るので、その分を貯蓄に回せます!
そして、やがて子供たちは出ていくので、子供部屋の広さや部屋数を最小限にするという選択肢を持つこともとても大切なことではないでしょうか?
お家の価格は、単純に面積に連動するわけですから。
土地の広さに関してもお家と同じです。
立地にもよりますが、単純に土地面積が大きくなれば土地価格も高くなってしまいますから。
結論としては充分な貯蓄をしながらお家を持つことが可能なら、なるだけ早く家を持つことはいいことだと思うので、きちんとライフプランをした上で、予算の計画を立ててもらえたらと思います。
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シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳