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2種類の光の活用で明るいお家になる

南に建っている家のために敷地の半分近くが日陰になってしまう約55坪の土地に建つ家の多くが、総2階建てのお家です。

その理由は、日陰を避けて家を建てようとするからです。

そして、結果的に前回お伝えしたような使いにくい家になってしまいます。

また、薄暗く開放感もない家になってしまいます。。。

 

使いやすい家にするため…また明るく開放的な家にするため…そもそも基本から改善する必要があります。

基本とは、日陰を避けて家を建てようとすることです。

こんにちは!

シンプルノート敦賀スタジオの篠原です。

 

では、この土地で家を建てる場合、どのような間取りにすべきなのでしょうか?

 

平屋という選択肢

土地の広さが55坪あれば平屋を建てることができるので、この土地ではまずは平屋にできないかを考えます。

けれど、平屋にすると確実に日陰となる部分にまたがって家を建てることになるため、光の採り込み方を工夫しなければいけません。

 

家全体をまんべんなく明るくするためには、どのように採光を考える必要があるのでしょうか?

 

光の種類を知る

これを考えるには知っておく必要があるのが、光にも種類が2つあるということです。

「直射光」と「天空光」の2つです!

 

分かりやすく言うと、天空光とは「北の窓から入ってくる光」です。

直射光が入ってこないはずの北の窓が、1日中安定して明るいのは、この天空光が入ってきているからです。

 

そして、部屋の配置は、この2つのどちらの光を入れたいかによって変わってくるんですよね~。

例えば、リビングダイニングは直射光をたっぷりと採り込みたい場所ですよね?

なので、南からの光がたっぷりと入る位置にレイアウトしたいですよね。

そして、洗濯物を干すところにも日光がたっぷり当たるようにしたいので、南からの光が入る位置に配置したいですよね。

 

では、この2つの場所以外に関してはどうでしょうか?

明るくあってほしいとは思うものの、かといって絶対に南からの光が必要というわけではありませんよね?

玄関。お風呂。トイレ。収納。

これらはもちろんのこと、寝室も南からの光にこだわる必要はありませんよね?

 

そんなこんなで、これらを踏まえて2つの光をうまく使い分けながら部屋を配置していくと、全ての部屋をまんべんなく明るく作りやすくなるというわけですね!

もちろん、せっかくの南からの光を殺してしまわないためには、間取りのつくり方に工夫が必要です。

 

平屋が無理な場合

土地や要望の都合上、その土地に平屋がおさまらない場合は、2階部分を作りますが、この場合もできるだけ2階部分を小さくします。

2階を広くつくっても無駄にコストが上がるだけで、使いやすさが上がるわけじゃないからです!

 

なので、この土地でどうしても2階を作らないといけないとしたら、できるだけ2階は小さくしてのがおススメです。

要するに、あくまでベースは平屋で考えるべきだということですね~。

 

いかがでしたか?

 

もちろん、このような家の建て方をすれば、居住性は格段に上がるものの、確実にコストは割高になるので、同時にコストを抑えるためのアイデアや工夫も必要になります。

それさえできればありきたりの総2階建ての住まいに比べて、断然使いやすく、断然住みやすく、また、断然明るくて開放的な住まいができあがります!

 

明るくて居住性が高い家が手に入れられるように、今回のお話を頭の片隅に置きながら家づくりをしてもらえたらと思います。

 

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シンプルノートに少しでもシンプルノートに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください^^

シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳