その○○は本当に必要なのか?を考える
- 2020.05.20
2階に寝室・子供部屋(プライベートルーム)を配置している一般的な住宅の場合。
部屋も収納もゆったり2階に確保することができますね^^
しかし、1階は・・・
◆収納が充分確保できていないことが多い。
◆片付けにくく散らかりやすい家が多い。
生活動線が悪く住みにくい家になっています。
それは、子供たちが、自分たちの荷物を自分の部屋まで持って行ってくれないためリビングやダイニングに散乱しているからです。
そこで一般的には
◆1階に和室を確保したり・・・
◆1階に余分に収納を確保したり・・・
その問題を解決するという手段が考えられます。
しかし、建築コストが高くつき予算オーバーになってしまいます。
そのしわ寄せは日々の生活にのしかかってしまうのです。
これからの生活を少しでも楽にするためには、建築コストをアップせず、より使いやすく、より住みやすい家を創らなければいけません。
こんにちは!シンプルノート 敦賀スタジオ広報担当山本です。
建築コストを上げずに
住みやすい家にする秘訣
2階建てありきで家を考えるのではなく、1階で完結できる間取りを考えていきます。
1階に部屋や収納が多くあった方が、住み始めたすぐも、将来的にもずっと使いやすく住みやすいからです。
1階が広くなると建築コストは割高になるため、コストの上昇を抑えていく工夫が必要となります。
①廊下は本当に必要か?
家には、廊下があることが当たり前となっています。
しかし、廊下も部屋や収納と同じようにコストがかかりますよね。
廊下をつくればドアの数も必然的に増え、廊下に接するドアは閉めると家の中には温度差が生まれやすくなります。
廊下を最小限に抑えるか限りなくゼロに近づけていきましょう。
②子供部屋にその広さは必要か?
2階建て住宅の場合、当たり前のように2階に子供部屋をつくり6帖という広さを確保される方が多いです。
現実的に考えると、2階につくった子供部屋はほとんど使われることがありません。
小さいうちは親と一緒に過ごすし、やがて家を出て行くことになるからです。
そのため、子供部屋は1階につくることをおすすめしています。
しかし、6帖の広さのまま1階につくると、建築コストが高くなるため、1階につくる場合は、子供部屋の面積を少し縮めるようにします。
③寝室にその広さは必要か?
寝室も無駄に広げる必要はありません。
ウォークインクローゼットに衣類や布団を片付けるし、昔のようにタンスや鏡台といった置き家具もないからです。
寝室は、文字通りただ寝るだけの部屋なので、ベッドを置ければ充分ですね。
①~③の要素を見つめ直すだけでも、建築コストを大幅にカットできるのです!!
平屋の実現も可能になってきますしね。
図面に記載されている坪数や、平面図で見る部屋の広さにこだわることなく家づくりをしていきましょう^^
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シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本