住みにくい家をつくる間違った常識
- 2020.11.12
家を建てて住んでみると、思い描いていたのと違う・・・と感じられる方が多いようです。
その結果、「やっぱり家は3回建てないと満足出来ないな」という結論に至ってしまうんですね。
家づくりにも予算があるので、100%満足のいく家を建てることは難しいかもしれませんが、家づくりをする前に、知らず知らずの間に受け入れてしまっている間違った常識を知ることができれば、不満を大きく解消することができます。
こんにちは!シンプルノート敦賀スタジオ広報担当山本です。
誰もが家の中は明るくしたいと思うことでしょう。
しかし、残念な事実ですが、せっかく新築したにもかかわらず、朝から電気をつけないといけない家が数多く存在します。
なぜなら、丸見えを防ごうとして、窓全てにカーテンを付けてしまうからなんです。
カーテンをつけずに、明るさを優先すれば生活を周囲の人にさらけ出すことになり・・・
カーテンをつけて、プライバシーを優先すれば薄暗い家になってしまう・・・
実に、多くの家がこの2択のいずれかを選択せざるを得なくなっています。
明るさとプライバシーを両立する間取りづくり。
これが、本当に暮らしやすい家にするためには欠かせない要素なんですね。
続いて、明るさと同様に、多くの家が実現出来ていないことが、風通しの良さです。
ほとんどの窓は、カーテンが開けられず、入口が開けられても出口が塞がっているため、風の通り道が塞がれてしまっています。
そのため、カーテンをつけなくてもよい、開けられる窓をつくることが家づくりでは大切なポイントなんですね。
洗濯動線も、給湯器の兼ね合いもあって、キッチンと洗面を近くにレイアウトすることが、最近の間取りに多いのですが、これだけを実現しても、家事の時短や楽な動線ができるわけではありません。
洗濯は洗い終わってから後の作業が重労働です。
一番大変なのは、水気を含んだ洗濯物の持ち運びですよね。
◆勝手口から出たところ◆
わざわざスリッパに履き替えて何回も出入りしたり、寒い外で何分も作業しなくてはいけません。
◆2階のベランダ◆
一番遠い所まで洗濯物を運搬しないといけません。
また、取りこんでたたんだ洗濯物を、また1階に下ろしてこないといけなくなります。
洗濯に関しては、一連の作業全てが楽に行なえることを前提とした間取りにしなければいけないというわけです。
また、リビングは広くつくってスッキリとしたお洒落な空間にしたい・・とお考えだと思います。
その気持ちとは裏腹に、入居半年後にはいつも片付かない、物が多く狭いリビングになっているのも事実です。
というのも、必要な場所に収納が足りないからです。
リビングに散らかるものは、確実にお子様の持ち物です。
小さいうちは、おもちゃ、絵本、衣類であり、就学すると、これにランドセル、学校用品、制服などが加わります。
片付けられるところを必ず1階につくらないと、あっという間にリビングは散らかり放題です。
ただ、収納を多くつくれば、それに連動して面積が増えるため、家のコストが上がります。
コストを上げずに、この散らかりを解決するためにはどうすればいいのか?
この方法を、間取りづくりでは考える必要があるんですよね^^
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シンプルノート 敦賀スタジオ広報担当山本