坪単価が安い家について考える
- 2020.05.10
坪単価は、家が小さくなればなるほど必然的に高くなり、大きくなるほど安くなります。
家の価格を坪単価で判断することは、決して賢明ではありません。
では、坪単価に比重を置くと、どのような家になるのでしょうか?
こんにちは!シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本です。
①後々の出費が増える
家の面積が大きくなるほど、坪単価はどんどん安くなります。
しかし・・・
◆家の面積が大きい=建築コストは高くなる
◆面積が大きい=体積が大きくなる
◆冷暖房効率が下がる
◆一生涯払い続ける電気代が高くなる
◆固定資産税が高くなる
後々のメンテナンスコストも必然的に高くなります。
この他、土地も大きくなると土地代もコストがかかりますね(土地の固定資産税も高くなります)
外構工事や土地の維持管理の手間もその分増え、出費を増やす家になる・・・というわけです。
②チープな家になってしまう
家が大きくなると連動して建築コストが高くなります。
そのオーバーした予算を減らすために、材料のグレードを落とさざるを得なくなってしまいます。
◆より安価な断熱材を使ったり・・
◆より安価な外壁材を使ったり・・
◆より安価な床材を使ったり・・
断熱材のグレードを落とすと電気代がアップしますし、そもそも不快な住環境になってしまいます。
外壁材のグレードを落とすと表面に汚れがつきやすくなり後々のメンテナンスコストが高くなります。
もし、その費用が捻出できないと見た目が汚い家に住み続けないといけなくなります。
床材は、チープな合板を使うと湿気が多い夏は足の裏がベタベタ、寒い冬は強い冷えを感じながら過ごすことになります。
いかがですか?
坪単価が安い家は、お得に家を手に入れたようで、実は、イニシャルコストもランニングコストも高くついてしまいます。
一方で、坪単価が高い家は、割高に家を手に入れたように感じますが、イニシャルコストもランニングコストも安く済むのです。
家の価格は、坪単価ではなく総額で判断していただき、本当に暮らしやすいコスパに優れた家を建てましょう^^
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シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本