掃除の手間と無駄なコストが増えてしまう家とは?
- 2020.10.01
キッチン・お風呂・トイレといった水回り商品を選ばれる時、デザインやカラーと同時に掃除のしやすさを重要視されています。
水回りメーカーも、掃除のしやすさについて、かなり力を入れて説明されています。
それぐらい、家づくりをする時には、誰もが掃除や手入れのしやすさを意識しているんですね。
とはいえ、水回り以外の場所では、掃除の手間が余分にかかることを、知らず知らずの間にやってしまうんですよね・・・
こんにちは!シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 山本です。
掃除をする上で、一番やっかいなのが『ホコリ』です。
実は、意識していなければ知らず知らずの間に、ホコリが溜まる場所をたくさんつくってしまいます。
例えば、幅木と呼ばれる床と壁との境目に設置する部材は、家全体で200m以上あるのですが、この幅木の上のホコリをとるのはホントに大変な作業です・・・
また、2mの高さで設置された室内ドアには、必ずドア枠が設置されるのですが、もちろん、その枠の上にもホコリが溜まります。
そして、窓の周りに窓枠を設置した場合も、ドア枠同様にホコリが溜まりますし、その窓にカーテンレールを設置するとなると、その上にもホコリが溜まりますよね。
また、壁をくり抜いてつくる『ニッチ』と呼ばれる飾り棚にも、ホコリが溜まります。
飾り棚は、いちいちモノを除けながら掃除しないといけないので、余計に掃除に手間がかかってしまうんですね。
健康を損なう原因となるホコリ
こういった場所全てに溜まったホコリは、こまめに掃除してとらないと、湿気と共にその場所で固まり掃除してもとれなくなってしまいます。
そしてカビやダニの発生の原因になってしまいます。
そう考えると、多くの方が当たり前のようにつくる、キッチン前のカウンターの上は非常に危険な場所となんですよね。
カウンターの上は、モノを置くのに丁度いい高さであるがゆえに、請求書やら、薬やら、爪切りといった、書類や細かいモノをたくさん置いてしまうからです。
そして、シンクから飛び散った水や、コンロから飛び散った油などが、そういった物やホコリに付着し固まり、非常に汚い不衛生なキッチンになってしまうというわけです・・・
全てのモノにお金がかかっているという事実
このように部材を多く使えば、その分掃除の手間が増えてしまうのが家づくりで見落としがちな事実です。
これらの部材にも、全てお金がかかっているということもまた、決して見落としてはならない事実です。
例えば、飾り棚を1つつくるためには、そこに使う棚板に費用がかかり、大工さんにその棚を設置してもらう費用も必要です。
また、格子入りのガラスドアは、デザイン性は高いですが、格子の上にたくさんホコリが溜まる上に、ドアの値段も高いため、設置するドアの本数まで考慮して間取りを考え、掃除の手間とコストが余分にかかる家になってしまいます。
カーテンやカーテンレールを設置することが、家づくりの当たり前になっていますが、それを当たり前にしてしまうと、その分、掃除をする場所が増えるだけでなく、コストも30万円〜50万円ぐらい余分にかかってしまいます。
このように、家づくりでは、知らず知らずの間に掃除の手間が余計にかかる物を、選択されてしまう方が、数多くいらっしゃいます。
なくても問題がない部材は使用しないこと、むしろない方がコストも下がれば、掃除の手間もカットできるということを頭に入れながら、家づくりをしていきましょう^^
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シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本