キッチンに物を置かない工夫
- 2022.02.24
現在は、対面式のキッチンで、かつキッチンと居間を分けない広々としたリビングダイニングキッチンが家づくりの主流となっています。
その理由の1つが、『いくつものコトを同時に兼ねながらこなすことが出来る便利さ』です。
キッチンで作業をしながら、ダイニングテーブルで勉強する子供が見えて、リビングで遊ぶ子供たちの姿も見えるし、テレビを観ることも出来る、といった感じですね~!
しかし、この便利な対面式のキッチンも注意すべきポイントがあるんです。
こんにちは!
シンプルノート敦賀スタジオの篠原です。
その注意点とは、「キッチン前につくるカウンターにモノを置いてしまう」ということです。
例えば、虫さされ用の薬や絆創膏といったモノ、請求書やハガキといった小さめの書類、鍵や時計といった小物、そして、調味料や洗剤といったキッチン用品、など。。。
これらをこのカウンターの上に並べてしまうと、まずキッチンからダイニングへのダイレクトな料理の手渡しが出来なくなります。
また、キッチン前はシンクから洗剤や水が飛ぶし、コンロ前は水や油が飛ぶため、この前に並べてあるモノ自体に水や油が付着するし、カウンターの上に溜まったホコリに油が付着すれば、汚れが固まって掃除しにくくなってしまいます。
なにより、リビングやダイニングから最も目につくのが、そのカウンターの上であるため、そこが汚いと生活感に溢れ、掃除が出来てなさそうな不格好な印象を見た人に与えてしまいます。
その対策として、キッチン前カウンターにモノが置けないような工夫をしたり、カウンターにモノを置かなくてもいいようにダイニングキッチン周りの収納のつくり方を工夫するといいですね!
工夫その1:そもそも置けなくする
キッチンカウンターをつくらなければ、フルフラットタイプの対面式キッチンにするという選択肢がありますが、これはこれでキッチンの手元が丸見えになってしまうため、キッチンの掃除や片付けに手間がかかってしまいます…。
なので、手元を隠しつつカウンターの上にモノが置けないようにすることが最良の解決策ではないでしょうか?
その結果、モノが置けなくなるのでスッキリとした見た目にもなるし、布巾でササッと一拭きすればいいだけなので、カウンターの掃除も楽チンになりますよね!
工夫その2:収納を工夫する
もう1つの工夫が収納のつくり方です!
前述のように、リビング周りに置くモノは細々したモノばかりなので、それらをゆとりを持って置くことが出来る収納をつくることが大切となります。
また、ただ置けるスペースをつくるだけじゃなく、同時に細々したモノを管理しやすくすることもとっても大切なことです。
カウンターのつくり方と同時に、あらかじめ、収納のつくり方にも配慮することが出来れば、このキッチン前カウンターの景観は、かなり美しくなると思いますよ~
キッチンの背面にも配慮すること
リビングダイニングキッチン全体をよりスッキリ美しく無機質に保ちたいのであれば、キッチンの背面にくる家電類にも配慮すべきです。
例えば、冷蔵庫はどうでしょうか?
丸見えに置けば確かに便利かもしれませんが、ゴミの日程表、子供の学校の予定表、その他諸々のモノをマグネットで貼付けていませんか?
また、オーブンやレンジの周辺は、いつもキレイに片付いていますか?
片付けるのが面倒になって、出しっぱなしにしてはいませんか?
これらも、キッチン前カウンター同様に、リビングやダイニングから丸見えになってしまう場所です。
なので、これらの位置についても、使い勝手だけじゃなく、片付けやすさやスッキリ感とのバランスも配慮しつつ考えてみるのもアリだと思います。
このキッチン周りについては、実際、暮らし出したらどうなのか?
ということまで考えつつ、どうするのがベターなのかを導き出していただければと思います。
これが、美しいリビングダイニングキッチンをつくり、そして維持し続ける秘訣ですよ!
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シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳