南面なのに窓がついてなくても快適な家ができる方法
- 2020.03.11
とあるお施主様の家の正面は、最高の日当たりが期待出来る“南”に面していますが一切窓がありません。そこに大きな窓をつくると家の中が丸見えになり、居心地の悪い家になるからです。
また、雨の垂れジミ原因となる窓や換気フードも、正面側には全く作らないようにしています。(家の顔となる正面を長く美しく保つため)
景観をみだしてしまう、エアコンの室外機や給湯器も正面には出さない間取りをしています。その結果、シンプルで美しい外観が出来上がります。
こんにちは!シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本です。今回は、そんなシンプルでお洒落な家についてお伝えしていきます。
1500万円台で実現した平屋
“平屋”と聞くと、“高い”というイメージがあると思います。坪単価で価格を判断すれば、2階建てに比べて割高にななります。もし出来る限り最小限の予算で、今も、これからも、そしてずっと先の老後まで住みやすい家を建てたいならば、それを実現出来るのは間違いなく“平屋”です。
そしてこのお施主様も、資金計画で導き出した予算内で、明るさ、風通し、プライバシー、防犯、耐震、省エネ、使いやすさ、老後の暮らしやすさ、その全てを満たした平屋の住まいを実現されました。
日中は、曇りの日でも照明いらず
といっても過言ではないぐらい、リビングダイニングキッチン全てが光に満ちあふれた住まいとなっています。
その秘密は、一切カーテンをつけなくてよい設計にしているところです。
風通しがよく、家の中がカラッとしている
『カーテンをつけなくていい=窓が開けられる』
ということなので、風をふんだんに家の中に採り込むことが出来ます。その結果、家の中の嫌なジメジメ感がなくなりますし、常に換気出来れば、家の中に臭いがこもらなくていいですね~
パジャマや寝癖のままでダラーッと過ごせる
外から家の中が一切見えなくなれば、なにも気にせずリビングでダラーッと過ごすことができますね。明るく風通しがいい気持いいリビングで~です。
洗濯物を干す、取り込む作業も、人目に触れるような所に出なくてよい家事動線になっているので、服装や化粧のことも気にせず家事をすることができます。
どんな間取りになっているのか全く想像がつかない
普通、ほとんどの家が窓の形を見ただけで、家の間取りが一瞬で分かってしまいます。夜になれば、その窓から光が漏れるので、どの部屋に人が居てどの部屋に人が居ないのかも外から見て丸分かりです。
しかしこの住まいは、どんな間取りになっているのかが周囲の人でさえも全く分からないように設計しているので、防犯的により安心して過ごすことが出来ます。
地震に強い構造
それが平屋です。上からの荷重が少ないからと、風や重量車両などによる日常的な揺れも少ないからです。
LDK・洗面・トイレすべて快適
その理由は、家で生じがちな廊下(無駄なスぺース)をなくし、必要最小限のコンパクトな住まいにしているからです。廊下がなくなれば暖かい空気や涼しい空気が家の中全体に行き届きやすくなり、快適に過ごせます。(家の中に温度差が生まれにくくなるため)
冬にブルブル震えながらお風呂に入ったり、夏にダラダラ汗を流しながらトイレに行くこともなくなるでしょう。
掃除・洗濯が楽チン
収納をたっぷりと作っており、同じぐらいの面積の一般的な家の2倍強の収納があります。しかも、平屋は全ての収納が1階にあるので、使い勝手が良いです。そして、収納の専門家と一緒に収納の中の棚を考えて作っていっているので、片付け・掃除ともに大幅に手間をカットできます。
洗濯物は、風通しがよく、日も当たるので、布団のように除菌したいものも、同じスペースで干すことができます。また、洗濯物や布団が周囲から見えないので、シンプルで美しく作った外観が生活感満載になってしまうことがないのも、嬉しいポイントですね。
どんな土地でも、この全ての要件を備えた住まいをご提案させていただきます^^
-------------------
シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本