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日当たりが悪い土地に家を建てるメリット

敷地の南に家が建っている土地は日当たりが悪そうなため、基本的に誰も率先して選ぼうとしません。

実際、その土地の一番南にリビングを配置して大きな窓をつくったとしても、隣との距離がわずか23m程度しか開いてないのであれば、冬の時期には光はリビングに入ってきません…。

けれど、そんな土地でも南に建っている家との距離を67m開けられるとしたら、高度が低い冬でも光が入ってくるようになるため、普通に明るい家を建てることが出来るんですよね~。

こんにちは!シンプルノート敦賀スタジオの篠原です。

日当たりが悪い土地こそ、ありがたいメリットが隠れているので、単純に「日当たりが悪そうな土地=明るい家にならない」という思い込みに捕われないようにしたいですね!

 

✓日当たりが悪そうな土地のメリット

日当たりが悪そうな土地の最大のメリットは、①土地の価格設定が安いということです。

南道路の土地と北道路の土地では、けっこう値段が違いますからね~。

 

もちろん、地域や土地の広さによって様々ですが、平均すると100万円〜200万円ほど開きがあり、場所によっては300万円以上も差がある場合もあります!

となると、この分の家づくりのコストがカット出来ますよね?

 

また、日当たりが悪そうな土地は、②土地の価格交渉もしやすいというメリットも持っています。

そのような土地は人気が高くないので買ってくれそうな人が現れた場合、少し損をしてでも逃さず売りたいと思うのが、売る側の本音ですから。

なので、もっと土地にかけるコストを抑えることが出来るというわけですね。

 

さらに、人気が低く売れにくいため、③即決することなく、ゆっくりと土地を決めることが出来るというのも、日当たりが悪そうな土地が持つメリットですね。

つまり、プランを見ることも出来ないまま土地だけを先に決める必要がなく、土地に合わせたプランや見積りを確かめて、家づくりの予算に問題がないか?を確認した上で安心して契約出来るというわけですね。

 

そのような理由であめりか屋では、少しでも家づくりの予算を抑えていただくために、また資金的に安心して家づくりをしていただくために、こういった土地をご提案させていただいています。

 

✓寝室や子ども部屋には日当たりって必要?

さまざまなメリットを理解し、いざ日当たりが悪そうな土地に家を建てることになった時にはどうしても日が当たりにくい場所にもなんらかの部屋を配置しないといけません。

 

そこで、考えていただきたいのが、寝室や子ども部屋を南向きでつくる必要があるのか?ということです。 

 

あなたはいつも何時に寝室に行きますか?そして、何時に起きていますか?

休日は、寝る時以外寝室で過ごすことはありますか?

そして、子供たちも寝る時以外ずっとリビングで過ごしているのではないでしょうか?

 

これらの部屋は、明るくすべきではあるものの南向きにこだわる必要はありせんよね。

子供部屋は巣立った後に物置として使う可能性を考えると、北向きにしてもよいくらいです。

それ以外に、玄関や収納なども南向きでつくる必要がない場所ですよね。

 

いかがですか?

このように考えてみると、間取りの自由度ってずいぶん広がると思いませんか?

 

ということで、たとえ日当たりが悪そうな土地でも、設計次第でいい家を建てられるので、土地の日当たりの良さにこだわることなく土地探しをしていただければと思いますよ。

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シンプルノートに少しでもシンプルノートに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください^^

シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳