子供部屋の将来を見据えたプラン
- 2022.08.04
家づくりをする時に、よく考えてもらいたい部屋が子供部屋です。
というのも、子供部屋をどう考えるか?
そして、どうつくるかによって、家のコストが全く違ってくるからです!
当たり前のように、子供部屋を2階につくったり、1人に1部屋つくったり、6帖でつくろうとせず、コスト面や将来のことまで考えてつくるようにしましょう!
こんにちは!
シンプルノート敦賀スタジオの篠原です。
さて、今回は、子供部屋の場所、数、広さについて一つ一つ紐解いていってみますね。
例えば、当然のように子供部屋を2階につくると、1階には客間とプレイルームを兼ねた部屋がリビングとは別で必要です。
それは、子供たちが小さい頃は、2階にある自分たちの部屋を使ってくれないからです。
結果、その余分な部屋のために、150万円〜200万円ものコストがかかることになります。
子供部屋を1階につくれば、この余分な部屋をつくる必要がありません。
自分の部屋をプレイルームとして使用し、親御さんが泊まりに来た時は、子供部屋で寝てもらえばいいからです。
子供たちは親と一緒に寝ているわけですからね!
また、子供部屋の数はいかがでしょうか?
お子さんの数が1人や2人なら、1人1部屋つくっても問題ありませんが、それ以上の場合、1人1部屋つくるとなるとコストが上がって、将来、部屋を持て余すようになりますよね?
子供たちは高い確率で、家から出ていくからです。
単純に人数分の子供部屋をつくるという選択をするのではなく、子供達の年齢や性別なども踏まえつつ、そして、いつかは家を出ていくことも想定して、どのように子供部屋をつくるのかを考えなければいけません。
もちろん、予算的に問題ないのであれば、減らす必要はないんですけどね~。
さらに、子供部屋の広さについては、いかがでしょうか?
やはり、最低でも6帖は必要だとお考えですか?
広さを考える時は「その部屋に何を置くのか」を考えていただくことをおススメしています。
仮に子供部屋に置くものが、一般サイズのシングルベッドと勉強机だけだとしたら、部屋は4.5帖もあれば充分です。
4.5帖は縦横それぞれ2.6mずつあり、そのスペースにシングルベッドと勉強机を置いてもまだ充分スペースがあります。
広くしたことで部屋にできた余白スペースに家具や棚を置けば、さらなる出費を生み出すとともに、部屋に閉じこもりやすくもなってしまいそうですよね。。。
いかがですか?
家を建てるということは、イコール子供たちのためでもあります。
だからこそ、もっとしてあげたいという気持ちになるのも分かります。
しかし、そうすることで家の予算が増え、結果、日々の生活に影響が出たり、子供の進路やあなた自身の老後に影響が出てしまうとしたら、本末転倒な話になってしまいます。。。
なので、予算と照らし合わせ、できるだけ省けるものは省きながら、家づくりをしていただければと思います!
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シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳