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貯蓄が苦手な方がやってはいけないこと

住宅ローンは、大きく分けて“変動型”と“固定型”の2つに分類できます。

【変動型】
市場の動向によって金利が変わるタイプ。
固定型に比べて金利が安く、住宅ローンを借りる際に必要になる初期費用も安いという特徴。

【固定型】
最初に決めた金利が最後まで変わらないタイプ。
変動型に比べて金利が高く、住宅ローンを借りる際に必要になる初期費用も高いという特徴。

こんにちは!シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本です。

もちろん、どちらが正しくてどちらが間違っているということはないのですが、住宅ローンを選ぶ際は、それぞれのメリットとデメリットを理解しつつ、自分に合ったものを選ぶようにしなければいけません。

変動型は、市場の影響を受けて金利が変わります。
住宅ローンは長い期間で返済していくので、金利上昇の影響を受け返済金額が上昇してしまう可能性があります。

また、地方銀行の主力商品に、最初の一定期間だけ金利を固定している商品があります。
この商品は、最初の一定期間が終了したら、基本的に金利がアップする仕組みになっています。
そのため、金利上昇に対するリスクヘッジが出来る方でなければ、あまりオススメできる商品ではありません。

◆◆ 例えば ◆◆
3000万円の住宅ローンを35年という期間で借り、金利0.8%+保証料0.2%=1%の商品を選んだとしたら・・・
・ 毎月の返済は、84,685
・ 10年経った時の残債は、22,470,655
10年後、もし景気が良くなったとして、11年目からの金利が2%ということになってしまったら、毎月の返済金額は95,242円にまで上がってしまい負担が10,557円も増えてしまう。

金利が3%ということになってしまったら、毎月の返済額は106,558円にまで上がってしまうことになり、毎月の負担が21,171円も増えてしまいます。

変動型を選ぶ場合には、必ず“貯蓄”していただく必要があります。
もし毎月2万円貯蓄することができ、10年間で240万円貯めることが出来ていたら、これを全額繰上げ返済すれば、たとえ金利が2%になってしまったとしても、今までと返済金額はほとんど変わらないですから。

変動型を選ぶ方のほとんどが、土地や家に予算を使い過ぎ、毎月の返済金額を抑えるために金利や初期費用の安い“変動型”の住宅ローンを選んでしまっています。

住宅ローンとこれからの生活から予算を先に考えて、その後で土地や家の予算を決めるようにしていきましょう^^

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少しでもシンプルノートに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください^^

シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本