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予算を抑えて住みやすい家をつくる秘訣

“可能な限り予算を抑えながら家づくりはすべき”
と思いますが、予算抑えすぎて家づくりすると、結果的に住みづらい家を作ってしまう可能性が高くなってしまいます。


必要と思っている部屋の予算を圧縮しつつ忠実に実現しようとすると、1階にリビングと水回りがきて、2階にそれぞれの個室と余ったスペースに収納を作ってしまいます。
その結果、本当に収納が必要である1階に収納がほとんどないため、生活の中心となるリビング・ダイニング・キッチンの全てがいつも散らかっているゴチャゴチャした家になってしまいます。

この点だけを見ただけでも、すでに住みにくそうな家だと思いませんか?

 

こんにちは!シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本です。
階段下収納のようなタタミ半畳程度の収納を、数多く作っている家もあります。そのような家は、一見無駄なくスペースを有効利用し収納づくりに工夫しているように感じます。しかし、このような収納は、使い勝手の面でも、またコストパフォーマンスの面でも、意外に難がある収納だったりするんです・・・

手前半分が無駄なスペースになる


半畳収納は奥行きが非常に深いのですが、実は、収納に片付けるもののほとんどがこの半分の奥行きがあれば十分収まるものばかりです。となると、その収納はおよそ半分程度しか有効に使うスペースがないということになります。

奥に置いたものが分からなくなる


収納スペースを無駄なく有効に使うために、どんどん奥にモノを詰め込めると、そこに何を片付けたかが分からなくなります。そして、知らず知らずの間に忘れ去られていくことになります。その結果、あるにもかかわらず、
同じモノを再び買ってしまうという無駄な出費を招いてしまいます。

ドアの数が多くなりコストアップにつながる


小刻みに収納を作ると、それ自体がどこに何を置いたのかを忘れやすい原因になりますし、収納ごとにドアをつけていけば、その分どんどんコストがかさみます。(ドアの種類にもよりますが、1枚につき平均約3万円ものコストがかかります)
また、収納にドアをつけると、心理的にモノを詰め込んでしまいやすくなるので、収納の中がグッチャグチャになり、モノがなくなったり、無駄な出費の原因にもなります。
このような半畳収納を作る時には、使い方まで考えた上で、工夫して作る必要がありますし、それを考えることが出来ないなら、もっと使い勝手がいい収納を必要な場所に作るようにすべですよね。

よく使う場所に収納をつくること

つまり、リビングダイニングキッチン付近に、大型収納を作ることが、最も有効利用出来る方法ではないでしょうか?そして、可能な限り同じ場所で全てを収納出来れば、片付けも管理もしやすくなるのではないでしょうか?
日用品はともかく、おもちゃや絵本、学習道具、書類、衣類、自分たちがいつも着る衣類、毎回2階までとりに行きますか?
ぜーーーったいに行かないですよね?めんどくさ過ぎて・・・、だからこそ1階が散らかり放題になってしまうんですよね?

コストを下げる工夫も同時に必要


しかし1階に大型収納を作れば、1階が大きくなってしまうので、その分コストアップにつながります。
ですから、そうならないような工夫が必要です。無駄になりそうな部屋の余分な広さを削るとか、廊下を少なくするとか。

また、前回お伝えさせていただきましたが、土地取得費用を可能な限り下げることも、コストダウンには欠かせない大切な要素です。外構(庭)工事予算を可能な限り少なくする工夫も、家づくりでは欠かせない大切な要素なんですね。


このように全体的に工夫することで、可能な限り予算を抑えて、ずっと住みやすい家づくりをするようにしていただければと思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも、シンプルノートに興味がある方は、お気軽にお問合わせください^^

シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本