窓がコストを左右する理由
- 2022.09.09
こんにちは!
シンプルノート敦賀スタジオの篠原です。
家づくりで日当たりの良い方向に大きな窓をつくることが、ごく当たり前となっています。
けれどそうすれば、その窓から光も入ってきますが、それと同時に視線も入ってくることになります。。。
その結果、視線を遮るためにカーテンを付けようとなるわけですが、「目隠しのためのカーテン=日中の光をずっと遮断してしまう」ということになりますよね。
昼間ずっとカーテンが開けられませんからね。
そして、朝からずっと照明が必要になります。
そしてカーテンにもそれなりのコストがかかってくるのでコストも増加するし、この窓には直風がもろに当たるため、シャッターも必要となって、さらにコストが増えることになります。
さらに外から室内を見えにくくするために防犯対策も兼ねて外構工事をするとなると、もちろん外構工事のコストは割高になってしまいます。
つまり、カーテンありきで間取りをつくってしてしまうと、付随する出費が様々に出てくるというわけなんですよね~。
なので、家のコストを合理的かつ総合的に落とすためには、「窓のつくり方」がカギを握っているというわけです!
窓を少なくした方がいい理由
コスト面以外にも窓は少ない方がいい理由があります。
まず、窓が少なくなれば、必然的に耐震性が高くなります。
窓がない分、壁の量が増えるからです。
そして、それと同時に、断熱性能も高くなります。
単純に断熱材が入った壁の方が、窓よりも断熱性能が高いからです。
窓が少なくなれば、外壁にできる汚れもその分少なくなります。
外壁の汚れの一番の原因は、窓の両脇から垂れることによってできるシミだからです。
それと同時に、窓が少なくなれば窓拭きや網戸掃除などの手間も減りますよね!。
さらに、窓が少なくなれば、その分、収納も増えます。
単純に壁の量が増えることで、壁面を使いやすくなるからです。
しかも、壁面が使いやすくなれば、家具の配置もしやすくなるし、模様替えなどもしやすくなるので、部屋の使い方の自由度もアップしますね~。
このように、家の中の明るさが十分に確保でき、かつ、風を通したい時に心おきなく通せるのであれば、窓の数をわざわざ増やす必要はない、ということなんです。
そもそも窓のコストも高いですからね・・・
比例しない窓の数と開放感
外から見た時、たくさん窓があるお家は家の中がものすごく明るい!とイメージされることでしょう。
けれど、その窓の多くには視線を遮るためのカーテンがつけられ、朝から照明なしでは過ごすことができません。
そして、カーテンで外の景色も見えなくなって、開放感もそう感じることができませんよね。。。
逆に外から見た時、窓がほとんどないお家は家の中がものすごく暗そう。。とイメージしてしまうと思います。
けれど、そのお家の窓にカーテンが一切必要ないとしたら?
さらに、その窓からたくさんの光が室内に入ってきているとしたら?
その上、外や空がいつも感じられるとしたら?
光に満ちた明るい空間で、さらに開放感に溢れた豊かで贅沢な空間ができあがります。
ということで、コストを合理的にカットするために、窓のつくり方を熟慮することを覚えておいていただければと思います!
それが、結果的に余分なコストをかけることなく、自然にスペックも高める要素となりますからね~!
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シンプルノート敦賀スタジオ 広報担当 篠原彩也佳