耐震性が弱くなる大きな2つの原因
- 2020.02.25
壁や基礎の強度を高めることが大切ですが、何よりバランスの良い家にすることが、より地震に強い家にするために重要です。
より地震に強い家にするには、
① 風によって家は揺れるものであるということ
② 重量車両の通行によっても家が揺れるということ
この家を揺らす2つのことも考慮しつつ設計することが大切になってきます。いずれも最悪の場合耐震金物がゆるんでしまうなどの耐震性を弱める原因になってしまいますからね。
こんにちは!シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本です。
地震に強い間取りとは
つまり、より地震に強い家にするためには、間取りが重要になります(立地条件を考慮した上で)
そして、そういった点まで配慮していくと、どのような土地に対しても万能なのは、やはり『平屋』の住まいではないかと考えます。2階建ては、風や震動の影響を受けやすいからです。
もちろん、平屋を建てると、2階建てを建てるよりも広めに土地を買わなければいけなくなるので、予算の都合上、どこでも平屋が建てられるかというと必ずしもそうというわけでもないんですけどね。
(ただし55坪もあれば平屋を建てるのは可能ですが、土地の坪単価が高い地域は予算オーバーしてしまいますね・・・)
とはいえ耐震面を中心に考えていった場合、バランスの良さ、どっしり感、2階からの荷重の少なさ、震動の影響の少なさ、どれを見ても平屋が優れているため、可能なかぎり平屋にすることが最も地震に強い家になることは間違いないわけです。
平屋に潜む数多くの注意点
しかし平屋の場合、
・家の中が暗くなる(特に北の方が)
・全部の部屋が外から丸見えになり居心地の悪い家になる
・風通しが悪いジメジメした家になる
・窓の形を見ただけで家の間取りが全て分かってしまい防犯性が低い家になってしまう
・無駄な廊下をたくさん作ってしまい値段が高くつく
というデメリットも含んでいます。
こういったデメリットをもたらさないような間取りづくりをシンプルノートでは設計してますが、平屋ではとくに重要です。
暮らしやすい平屋をつくるための秘訣
そこで有効になってくるのが『中庭』です。
中庭をつくれば、先程のデメリットを全て同時に解消することが出来ますので。
しかし中庭には、以下のような悪いイメージもあるため、多くの方が敬遠してしまっているのはないでしょうか?
『中庭=贅沢、高い』
『中庭=光が入ってきにくい』
『中庭=風通しが悪い』
『中庭=水はけが悪い』
しかし、それらは果たして本当にそうでしょうか?2階建て住宅に囲まれた平屋は、光が入らず暗くなってしまうのでしょうか?
シンプルノートがつくった家を見ていただければ、きっと中庭のイメージが180°変わり、本当に住み心地のいい住まいに出会うことが出来るはずです。
ということで、次回は当たり前に思っていることに対して疑問を持つことの大切さについてお伝えしていきたいと思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも、シンプルノートに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください^^
シンプルノート 敦賀スタジオ 広報担当山本